スイスヴェルシオにある「ディミトリ演劇学校」の入学本試験を受けに行ってきました!

 

ダンボ
こんにちは!スイスにあるサーカス学校の入学本試験を受けに行ってきたダンボ(@dumbo_circus)です。

2018/5/12~/15に開催されたAcademia Teatro Dimitri(ディミトリ演劇学校)入学本試験の内容です。

試験中、たくさんの困難がありましたが、とても楽しく過ごし、たくさんの友達ができました。

 

 

ディミトリ演劇学校の概要

 

  • スイス南部地方にある小さな村「ヴェルシオ」に学校がある。
  • 電車が一時間に一本しか止まらないかなり小さな村
  • 道化師の頂点に立った男が学校を設立した。
  • 演劇を重点的に学ぶための学校。
  • 卒業生は道化師として活躍されている方が多い。
  • スイス国外からたくさんの入学希望者が集まる。
  • 5か所で開催された入学予備試験をクリアした人が本試験に招待される

 

とても空気が澄んでいるところ

 

時計台のある村

 

入学できる人数は…。

 

本試験に招待され、集まった人数は34人

 

3月にヴェルシオで開催された入学予備試験で一緒に受験した受験者19人中9人が残る結果に!!

 

ダンボ
入学予備試験で仲良くなった仲間と顔を合わせることができて、ハッピーでした。

 

しかし、入学できる人数はたったの14人…。

 

さて、私は倍率の高い試験に勝ち抜き、無事に入学することができるのでしょうか?

 

それでは、試験の概要を紹介していきます。

 

 

 

試験の概要

 

試験は4日間かけて行われました。

 

1~3日目は最終日に行われるオーディションで発表するルーティンの準備も兼ね、基本的な能力を見られます。

 

試験科目

マイムアクロバットインプロボイスダンスリズム の6種類

 

 

事前に決められたグループで上記から1日4科目のワークショップを受講しました。

 

 

グループ分け

 

進行の都合上、受験者は「A B C D」の4グループに分けられました。

 

ダンボ
私は「グループA」で試験を受けることに。

 

 

グループAはそれぞれ国も育ちも違う魅力的な9名が集まりました。

 

グループ分けの時点では、それぞれがどんな力量を持っているかわからないので、

 

かなりドキドキしたことを覚えています。

 

科目毎に受けた内容

 

基本的に「学校に入って、さらなる成長が見込むことができるか」を重点的にみられたように感じました。

 

もちろん演劇を学ぶための学校なので、身体や感情を意図的に扱えるほど自身の理解ができているか判断ポイントのような印象がします。

 

マイム

演技力、演技の構成を考える力がどれだけあるか?

演技をするために身体をどれだけ理解しているか?

ダンス

踊るために使う自身の身体をどれだけ理解しているか?

インプロ

どれだけ自分の感情を素直に出すことができるか?

ヴォイス

ドレミファソラシドの音階を歌うことができるか?

詩を抑揚つけて読むことができるか?

リズム

拍を取って手や足で音を鳴らすことができるか?

アクロバット

基本的なマット運動ができる身体かどうか?

 

 

ダンボ
個人的にはダンス、アクロバット、マイムがうまくできた!

反対に、耳が悪い分、ヴォイスやリズム、インプロが苦手…。

しかし、講師から褒められるレベルまで評価を受けることができました!

 

 

言語の違いでコミュニケーションの問題が出たところは、ヴォイス、インプロのところ。

 

説明がすべて英語なので、専門的な単語がわからないところが多く、お手上げ状態に…。

 

しかし、他の受験生から分かりやすい英語に直してくれたので、理解ができ、試験の内容を実施することができました。

 

ダンボ
試験以外の会話で仲良くなろうとすることは本当に大事だと感じましたよ。

 

最終日は…。

 

最終日、私たちグループAは8:45から開始。

 

8時からウォーミングアップのために30分ほど時間が与えられました。

 

しかし、私がとったホテルは学校から5駅ほど離れた場所。

 

さらに、電車は1時間に1本しか止まらないので、10分しか準備時間がないという事態に…。

 

ダンボ
まじか!!」と思いながら、当日は電車を降りてから走りました。

 

当日見守っていただく先輩たちが練習場で待っていただいて、すこし、気が楽になりました。

 

 

さて、最終日の内容はこのようになっています。

 

 

1.オーディション(個人)

  • 3分半までの個人作品
  • 2分までの即興作品(当日、出されたテーマに沿った作品をその場で考え、演じる)
  • 詩の朗読(事前に渡された詩)(私は日本語の詩を探し、日本語で朗読)
  • 前半の3日間で練習したルーティンの発表(リズム・アクロバット・リズムを組み合わせたルーティン)。

2.学長と面接(個人)

3.イタリア語のペーパー試験(集団)

 

 

実は、事前にEメールでこのオーディション内容を簡潔に知らされていました。

 

しかし、何かしらのトラブルがあり、オーディションのことについて書かれたEメールを読むことができたのは飛行機に乗った直後…。

 

詳細がわかったのは、オーディション前日という状況で肝を冷やすことに。

 

そこで、スイスに持って行った「浴衣」を使って何かできるかなと思い、考えた即興が意外にも評判がよかったです。

 

ダンボ
ほかの内容もミスなく笑顔でできたので、ほっと胸をなでおろしました。

 

 

 

 

オーディションが終わった後、試験官が飛び出て、私にこう言いました。

 

講師
あなたはイタリア語の試験を受ける必要はありません。面接に日本語を翻訳する人を連れてきます。

 

 

まさかの特別待遇

 

日本語の翻訳をできる人がいることを当日はじめて知らされたので、試験官から見たオーディションの結果はいい印象だと見て間違いないのではないでしょうか。

 

 

学長との面接では次のことを聞かれました。

 

校長
なぜ、ここを選んだのか?

ここ以外でクラウンを勉強したことはあるか?

どんなクラウンが好きか?

ほかに俳優で好きな人はいるか?

大学ではどんな内容を学んだか?

イタリア語を勉強する気持ちはあるか?

 

それぞれ質問に対する答えを在住する日本人の方が通訳していただき、面接が終わりました。

 

これですべての試験が終了したことになります。

 

 

長いようで短かった試験時間。

あとは合格を待つのみです!!

 

 

合格発表日は…。

合格発表は15日から10日後、Eメールで発表するとのこと。

 

望むことなら仲良くなった仲間と一緒に入学したいものです。

 

しかし、冒頭でも書いたように入学者は14人のみ…。

 

誰が入学できるのでしょうか?

 

 

 

試験のあとにはパーティーが!!

 

すべての試験が終わり、在学生によるパーティーが!

 

お化け屋敷やファッションショー、川をロープで渡るなど、いくつものアトラクションがあり、感情揺さぶられる楽しい催しでした!

 

パーティーは続き、在学生たちによる舞台を拝見することに。

 

どの作品もレベルが高く、1年でレベルが高い作品をつくることができるんだと感心したことを覚えています。

 

パーティーが終わり、さらにこの学校に入学したいと強く感じました。

 

 

 

まとめ

 

日常会話の英語ができるぐらいのレベル」だと先生たちやほかの受講生についていくのがやっと

 

他の受講生は優しいので、「I don’t understand」(わからない)と返してくれます。

 

めげずにチャレンジし、ジェスチャーでもなんでも使えるものは使って伝える姿勢が大事。そうすると4日間しかなくても、他の受講生たちとかなり仲良くなれます。

 

試験では、何かに秀でていることだけが評価されるわけではなく、すべての分野において平均以上のレベルがないと入学が厳しいと感じました。

 

ほかの受講生はそれぞれ何か持っています

 

サーカスで活躍している人だったり、賞をとっている人、話がうまい人、いろんな人がいます。

 

基礎の基礎ができている人」が評価されるような印象を強く受けました。

 

また、他の受講生を気にかけることができる受講生が個人的に合格してほしいなと感じます。

 

 

最後までご覧いただき、ありがとうございます。今回の記事、いかがでしたか?

 

言葉の壁や、いろいろなトラブルがありましたが、たくさんの友達ができ、楽しくすごすことができました。

 

では、またお会いしましょう。

 

ジャレル=ジョコーソ・ダンボ

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