サーカスはなぜ成り立つか?

サーカスはいろいろな“人“で成り立っています。
文化も違う、役割も違う、好みも違う、
本当に多種多様な“人”で成り立っています。
なぜ成り立つのでしょうか。

 

その問いの糸口になる会話のやりとりがこちらの本にありました。

 

「サーカス放浪記」宇根元由紀著 岩波新書 1988 12 20第1刷発行

内容:
若き女性道化師として活躍する著者が、家族の反対を振り切って飛びこんだサーカスでの体験を振り返り、華やかな舞台、楽屋裏、サーカス村における団員たちの人間味あふれる生活ぶりをみずみずしい感性で描く。

 

 

 

P127 退団を決意
著者がキグレサーカスを退団しようと考えて日々を過ごしている場面になります。

あと数日でサーカスでの生活も終る……と思っていた頃、マー坊さんが部屋を尋ねてきた。彼は私の顔を見るなり、「あのなあ、ユキ、俺は今日お前の退団のことを初めて聞いてなあ、とってもくやしくってたまらない!」と言った。
「(中略)あのなあ、お前サーカスで先輩のことをなんでにいちゃん、ねえちゃんと呼ぶか判るか?」と彼は私に尋ねた。
彼は、「それは、サーカスってのが団員同士家族のような気持ちにならないと成り立たないものだからなんだ。俺はお前のことも、それから○子も○○夫も、皆自分の妹と弟だと思ってるんだ。それが、なんの相談もしてくれねえでよう……」と言った。
私はジーンときた。

サーカスは「団員同士家族のような気持ちにならないと成り立たないものだから」に共感を得ました。

ふるさとを離れ、一つのテントの下共同生活をする。

また、サーカスの技は失敗すると大けがを負うリスクのあるものばかり。

団員同士が「信頼」を超えた結びつきがあるからこそ、サーカスは成り立つのではと一つの仮説がつくられました。

続きが気になった方はこちらから本を購入できます。

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%82%B9%E6%94%BE%E6%B5%AA%E8%A8%98-%E5%B2%A9%E6%B3%A2%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%AE%87%E6%A0%B9%E5%85%83-%E7%94%B1%E7%B4%80/dp/4004300525

ぜひご覧ください

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA